オンラインカジノの基礎知識

ビギナーズラックに注意

ビギナーズラックに注意

オンラインカジノで遊ぶ上では、2つの危険性に注意を払わなければいけません。
1つ目の危険性は、ギャンブル依存症です。

ギャンブル依存症の第一歩はビギナーズラックから始まります。
初めて行ったギャンブルで、たまたま大勝ちしてしまったとします。
すると、その記憶が脳みそに刻み込まれてその後どんなにギャンブルに負けたとしても、そのときの快感が味わいたくてギャンブルを繰り返してしまうのです。

試合に負けた時の記憶が小さくなり、勝利した時の記憶が大きくなり、「次にやれば勝てる」「次に勝てば取り返せる」という考えで、次々と賭ける金額が大きくなっていきます。
人間は、心理的に現状よりプラスにしようと思う気持ちよりも、マイナスを埋めてゼロに戻そうという気持ちの方が、強い欲求を出します。
そのため、マイナスになっている時には何とかしてゼロに持っていこうという気持ちが働き、人はギャンブルに向かってしまうのです。

自分の持ち金が尽きると、次は人にお金を借り、さらには金融機関にお金を借り、借金まみれになってしまいます。
次第にそれは、お金を増やすためのギャンブルではなく、借金を返すためのギャンブルになっていくのです。
こうして身を滅ぼしてしまうギャンブル依存症の方が後を絶たないため、韓国では一定期間の間に繰り返してカジノを利用している方に、強制的にカウンセリングを受けさせ、ギャンブル依存症でないかどうかを診断しています。

オンラインカジノは、クレジットカードを使用しているため、ついついお金を使いすぎてしまうという傾向もあるので、ギャンブル依存症に陥りやすいことが予想されます。
依存症が高くなると、ギャンブルをするために会社に嘘をついてサボったり、過去に嘘ついてサボったりするようになり、お金の面だけではなく社会的信頼も失ってしまうことになります。

そのため、依存症になるほどのめり込まないように注意しましょう。

法的グレーゾーン

法的措置

オンラインカジノは、法律上、違法でも合法でもありません。
グレーというのが現状です。
というのも、オンラインカジノはサーバーが海外にあるので、海外で行われているという認識になります。
つまり、日本人が海外でカジノを遊んでいるという形になるので、日本の賭博法では裁くことができないのです。

しかし、本人が日本にいてプレイしているという意味では、賭博法違反になります。
インターネット上の賭博という特殊なケースは、現在のところ賭博法の対応できる範囲を超えています。

そのため逮捕されることはないと考えられていたのですが、2016年にスマートライブカジノというオンラインカジノで、日本人のプレイヤーが逮捕されるという事件が起きました。
日本人に特化したサービスだったということや、逮捕者が自身のブログでアカウント入りの画像を公開していたということが原因だと考えられていますが、実際のところはわかりません。
警察がオンラインカジノ使用者に対して牽制したという見方もあります。

結局は不起訴に終わりましたが、このような危険性があることをわかった上でオンラインカジノを楽しむと良いでしょう。